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チーム一丸となって前向きに仕事をするには?

ベテラン社員とここ数年で入社してきた社員との間に少し溝ができているように感じます。
お互いを理解してチーム一丸で前向きに仕事をするにはどうすればいいですか?

スタッフ個々の良さがわかる「良さ会議」を実施しましょう!

ズバッ!と回答

◯長く事業を続けていると、創業時のメンバーが少しづつ減り、代わりに新しいメンバーが増えてきます。組織が新陳代謝を図ることはとても重要で、その際にいかにこれまでの組織としてのノウハウを継承するかが成長要素には欠かせません。ところが、創業時のメンバーとそれ以外では、価値観の相違ややり方などで齟齬が起き、組織の中で派閥のようなものができてしまうという声も少なくありません。

◯「最近の若いやつは・・・」というのは何も最近のことではなく、一説によると約5000年前のエジプトの遺跡から見つかった書簡にも書かれていたとか。世代間ギャップもそうですが、歳が同じでも入社タイミングの違いで対立が起きることもありますよね。往々にして、過去の苦しい時代を耐えて頑張ってきたメンバーと、その時代の後に入社したメンバーでは価値観に相違があることは珍しくありません。近年問題になっている長時間労働などは、まさにその典型ではないでしょうか。

◯古くからあるこの組織内のギャップを解決する方法はあるのでしょうか。必ずこれをやれば解決する特効薬のようなものは無いかもしれませんが、先日ある代理店さんで実施した会議がその解決のヒントになると感じたので、その内容を共有しますね。

◯その会議は「良さ会議」というもので、代理店さんで働くスタッフの方が集まり、それぞれ個々の「良さ」をあらためて全員で知ろう、という趣旨の会議です。毎日同じ空間で仕事をしていても、個々人の「良さ」をしっかり理解しているかというと、案外そうでもないんですよね。知ればとても良い人なのに、仕事というフィルターを通してしか認識していない、そんなこともあるかもしれません。

◯具体的には、まず1枚のシートを使って、それぞれが「この仕事をしようと思ったきっかけ」を書き出し、それを共有します。その代理店さんで実施した際、「◯◯さんって、そいういうきっかけだったんですね!」「知らなかったです!」といった声が聞かれました。そのことを知るだけでも、不思議と距離が縮まった感じがします。面白いですよね。

◯次に、「良さカード」という特別なカードをそれぞれが引き、そのカードに書かれた内容をもとに、想像力を働かして今の自身の仕事や課題と紐付けて語ります。このカードが実に面白くて、「じわじわ」という擬音がひと言かかれていたり、一枚の写真だったり、偉人の名言などもあります。カードを引いた瞬間全員が一瞬驚き、その後アタマを抱えてうんうん唸る様子は横で見ていて微笑ましいですよ(笑)。

◯そこから、それぞれそのカードの内容と自分の仕事とについて話すのですが、まさにその人の個性、ズバリ「良さ」がにじみ出るのがわかります。これ、文書で説明するのがなかなか難しいのですが、実際経験するときっとわかっていただけると思います。その後は、色々な質問とコンテンツがあって、2時間程度の会議が終わると、昨日まで一緒に働いていたメンバーとは異なる雰囲気、距離感を感じることが多いそうです。実際会議に僕も参加して、その感覚がとてもよくわかりました。

◯事業を続けていく上で、古株と新しい人との融合をいかにうまくマネジメントしていくか。これは、経営者の仕事の中でもとても大きなウエイトを占めると思います。ちょっと職場が一丸となっていないかも、そう感じられたら、一度この「良さ会議」を試してみてはいかがでしょうか。

Vol.83 2016.12